津軽鉄道 DD352/トム1/タム500

【DD352】

DD352は、津軽鉄道が保有するDD350形ディーゼル機関車。
1959年に新潟鐵工所で製造され、貨物列車や客車列車の牽引に使用されてきた。

運転台を車体中央に置いた凸型の車体で、ロッドを介して車輪へ動力を伝える。
現在は主に冬のストーブ列車を牽引するほか、貸切列車やイベント列車でも運転されている。

2025年の開業95周年記念イベントでは、トム1形やタム500形、旧型客車を連結した復刻混合列車を牽引。
製造から60年以上を経た現在も、津軽鉄道を代表する機関車として走り続けている。

【トム1形】

トム1形は、津軽鉄道の開業に向けて製造された無蓋貨車。
屋根のない荷台を備え、木材や石炭、農産物などの輸送に使用された。

1929年に日本車輌製造で12両が製造され、国鉄線へ直通できる貨車として長年にわたり貨物輸送を支えた。
現在はトム1・トム2・トム3などが残り、通常の貨物輸送には使われていない。

貸切列車や記念イベントではDD352に連結され、かつての貨物列車や客貨混合列車を再現するために使用される。
津軽鉄道の開業前に製造された車両が、現在も走行可能な状態で残されている。

【タム500形】

タム500形は、ガソリンなどの液体を輸送するために製造された二軸タンク貨車。
津軽鉄道ではタム501が在籍している。

1956年に日本車輌製造で製造された日本石油輸送のタム2848を、1984年に譲り受けた車両。
五能線の貨物列車廃止後、津軽飯詰駅から津軽五所川原駅まで、車両用の軽油を輸送するために使用された。

その後、道路の整備によってタンクローリーが津軽五所川原まで乗り入れられるようになり、燃料輸送の役割を終えた。
現在は貸切列車やイベントでトム1形などと連結され、往年の貨物列車を再現している。

※本写真は、貸切フォトランにて撮影したものです。開催にあたりご尽力いただいた主催者の皆さま、ならびに津軽鉄道の皆さまに、心より感謝申し上げます。