
デキ3021は、上毛電気鉄道が保有する直流電気機関車。
1929年に池上電気鉄道向けに製造され、その後は東京急行電鉄で長く使用された。
小型の凸型車体を持ち、東急時代の晩年には長津田車両工場で車両の入換を担当。
黒一色の車体から、「カラス」の愛称でも親しまれた。
2009年に保存を目的として上毛電気鉄道へ譲渡され、大胡電車庫に収蔵。
入線後に走行可能な状態へ復元され、現在は構内での入換や運転体験などに使用されている。
通常は営業線を走る機会のない車両だが、製造から約100年を経た現在も自力で走行できる、貴重な古典電気機関車である。
