JR北海道  DE15形(複線形)

DE15形は、国鉄が開発した除雪用のディーゼル機関車。
DE10形をベースに、機関車の前後へラッセルヘッドを連結し、線路上に積もった雪を押しのけながら走行する。

複線型のラッセルヘッドは、隣接する線路へ雪を飛ばさないよう、雪を主に線路の外側へ押し出す構造となっている。
車体側面のウイングを広げて線路脇の雪を取り除き、レールの間に残った雪はフランジャーと呼ばれる装置でかき出す。

機関車の両端にラッセルヘッドを備えているため、終着駅で車両の向きを変えることなく、進行方向を変えて除雪を続けられることが大きな特徴。
外観は単線型とよく似ているが、除雪板の形状や雪を押し出す方向に違いがある。

JR北海道では、複線区間が存在する函館本線や石北本線などを中心に使用され、冬季の安全な列車運行を支えてきた。
単線型と同様に老朽化が進んでおり、後継となるキヤ291形ラッセル気動車への置き換えが進められている。