
キヤ143形は、JR西日本が導入した除雪用の事業用気動車。
老朽化したDE15形ディーゼル機関車の置き換えを目的に、2014年から製造された。
車両の前後にラッセル装置を備え、1両で走行しながら線路上の雪を押し分ける。
運転台のスイッチから除雪装置の翼の形状を切り替えることが可能で、単線・複線の両方に対応している。
運転室には除雪状態を確認するカメラやモニターを備え、従来は複数の作業員が行っていた除雪装置の操作を車内から行える。
機関車とラッセルヘッドを組み合わせたDE15形に比べ、1両単体で運転できるため、保守や運用の効率化も図られている。
北陸や山陰地方を中心とした豪雪路線に配置され、深夜から早朝にかけて線路を除雪する。
現在はDE15形とともに、JR西日本の冬季輸送を支えるラッセル車両である。
