太平洋セメント四日市専用線 - TAIHEIYO CEMENT Yokkaichi SS

太平洋セメント四日市出荷センターには、四日市港側から伸びる専用線があり、三岐鉄道東藤原から運ばれてきたセメント貨車を受け入れている。現在もタキ1900形を連ねたセメント列車が乗り入れ、専用線内では小型のディーゼル機関車が入換を行う。

四日市港周辺には、現役唯一の跳開式可動鉄道橋として知られる末広橋梁をはじめ、昔ながらの鉄道設備が今も残る。専用線周辺の踏切では係員が列車に先回りして踏切を扱い、道路を横切るワイヤーを上下させて通行を止める光景も見ることができる。

セメント貨物だけでなく、跳開式可動鉄道橋や踏切手による手動扱い、ワイヤー昇降式踏切まで現役。工業地帯の中に、ひと昔前の貨物鉄道の風景がそのまま残っているのも四日市のおもしろいところ。