
E956形は、JR東日本が開発した次世代新幹線の試験車両。
「ALFA-X(アルファエックス)」の愛称を持ち、将来の新幹線に向けた高速化や安全性、快適性などの技術を検証するために製造された。
2019年に登場し、東北新幹線の仙台〜新青森間を中心に走行試験を実施。
営業運転での最高速度360km/hを想定し、車両性能試験では最高400km/hでの走行にも対応している。
10両編成の両端には形状の異なる先頭車を連結し、長い鼻を持つ流線形の車体によって、トンネル進入時の騒音や走行抵抗を抑える技術を検証していることが大きな特徴。
このほか、地震発生時に素早く減速するための装置や、車両の状態を自動的に監視する技術、雪に強い車両構造など、さまざまな試験設備を搭載する。
営業運転を行う車両ではなく、試験結果は今後の新幹線車両や設備の開発に活用される。
高速化だけでなく、安全性・快適性・環境性能の向上を目指した新幹線試験車両である。
