第一建設工業 モータカー N-MCR600

N-MCR600は、新潟鐵工所が開発した600馬力級のモータカーロータリー。
1992年から2000年頃にかけて製造され、従来のモータカーロータリーだけでなく、DD14形などの除雪機関車の置き換えも想定して高性能化された。

走行と除雪を1基の大出力エンジンでまかない、動力をそれぞれに分配する構造を採用。
前後にロータリー装置とラッセル翼を備え、積雪の状態に応じて雪を押し分けたり、線路脇へ投げ飛ばしたりする。

第一建設工業では豪雪地域の除雪に使用され、雪のない時期には除雪装置を外し、資材運搬用のモータカーとしても活用されている。
運転室の大型化や冷房設備、騒音の低減など、作業環境の改善にも配慮された保守用車である。

なお、写真はJR東日本の塗装をまとっている保守用車。
保守用車の運用がパートナー会社へ移管された後も、従来の塗装を残したまま使用される個体が一部存在する。