井原鉄道 - Ibara Railway

井原鉄道は、岡山県の総社と広島県の神辺を結ぶ第三セクター鉄道。井原線41.7kmを運営し、真備・矢掛・井原など、旧山陽道沿いの町を結んでいる。もともとは国鉄の新線として(一部井笠鉄道の廃線跡も転用されながら)建設が進められ、工事の凍結を経て1999年に開業した。

日本鉄道建設公団が手がけた路線らしく、高架橋やトンネルを多用した線路が続く。田園風景の中に立派なコンクリートの高架橋が延び、その上を短い気動車が走る姿は、昔ながらのローカル線とは毛色が違う。車窓も目線が高く、沿線の町並みや田畑を高架橋から見渡せる。

のどかな風景と、近代的な鉄道施設が同居する井原線。小さな気動車と大きな構造物の組み合わせには、国鉄新線として計画された鉄道ならではの面白さがある。