
2026年、九州新幹線全線開業15周年を記念して行われた「つばめの大冒険」。主役となったのは、2016年の熊本地震で被災した800系U005編成の1号車。長く熊本の車両基地で保管されていた先頭車が、10年ぶりに綺麗な姿を現した。
線路の上ではなく、トレーラーや船に載せられて九州各地を巡るという、文字通りの「大冒険」。かつて「つばめ」として走った新幹線が、今度は自分の足ではない方法で各地を旅していく。
旅立ちを前に留置されていたU005。出発を待つ人たちが見守るなか、突然ヘッドライトが灯ると、周囲から歓声が上がった。
2026年3月 九州新幹線 熊本総合車両所
